この石は何でしょう?

さて、この石は何かわかりますか?

今日は、糸魚川で買った翡翠(ヒスイ)をご紹介します。

上の写真に写っているのは、糸魚川産の翡翠を手作業でカットしたもの。左側は少し厚みのあるキューブ型、右側はなめらかな長方形に整えました。どちらも小ぶりながら、自然な光沢と滑らかな手触りが魅力的です。

糸魚川産の翡翠は、日本で唯一の翡翠の産地として知られており、その歴史は縄文時代までさかのぼります。翡翠といえば、一般的にはミャンマー産が有名ですが、日本の翡翠も美しさと希少性で高く評価されています。

今回ご紹介している石も、一見すると地味な見た目でしたが、削ってみると奥からほんのり白みがかった半透明の輝きが現れます。少しずつ翡翠の魅力に触れられるのが嬉しいですね。

今後はこれらの翡翠を作家さんがアクセサリーに仕立てる素材か、ルースか勾玉にして販売を検討しています。板状にカットされていると使いやすいですからね。

糸魚川の自然が育んだ貴重な宝石、翡翠。手に取るたびに、海や山の風景がよみがえってくるような気がします。糸魚川へまた行きたいです。